シングルバーナーの選び方(後編) 2022.12.09
次に、使用する場所(環境)をイメージしてみましょう!!
バーナーをどこで使用するかイメージしてみましょう。
初春や晩秋で朝晩の冷え込みが予想されるオートキャンプ場、海釣りで通年使用、雪山登山など、使用するシーンをイメージします。
使用する環境の外気温も予想してみましょう。
使用する環境で外気温が10℃を下回ることがないと予想される場合は、比較的安価で入手しやすいCB缶(カセットボンベ)を燃料にした機種がお勧めです。
外気温が10℃を下回ることが予想される場合は、CB缶よりもプロパンガスの配合率が高いOD缶(アウトドア缶)やガソリンを燃料にした機種を選びます。
プロパンガスは比較的寒さに強く、外気温が低い時にもバーナーを燃焼させることができます。外気温が氷点下になることが予想される場合には、ガソリンを燃料にした機種がお勧めです。
注)SOTOにはレギュレーターを搭載した機種がございます。レギュレーターを搭載したCB缶モデルは外気温5℃、OD缶モデルなら-5℃まで安定した燃焼をします。
また、現地で燃料を調達する必要がある場合はCB缶モデルがお勧めです。OD缶はアウトドア専門店で販売しておりますが、CB缶はアウトドアショップやホームセンターで販売いただいておりますので比較的入手しやすい燃料です。※
※ 取り扱いのない店舗様もございますので、事前に現地のお店にご確認をお願いいたします。
このように「どこで」「どんなクッカーを」使用するかイメージいただくと、数あるバーナーの中から、ご自分に合った機種が絞られてきます!!
シチュエーション別のオススメバーナーはこちら
例えば、夏山の高所登山でソロクッカーを使いたい場合。
- ソロクッカーは直径が小さいので、比較的小さめのゴトクでも安定して載せられます。
- 標高が高い山では、夏でも朝夕の冷え込みが予想されるため、低温に強いOD缶モデルがお勧めです。
- すべての道具をひとりで背負うソロ登山は荷物の軽量化も必要です。バーナー本体をガスボンベに直接取り付ける「直結型」なら、軽量・コンパクトでクッカーの中に収納できる場合も多くスタッキングのしやすさもお勧めです。
<お勧め機種>
アミカス SOD-320
夏だけでなく、秋冬登山もされる場合は使用環境がさらに寒くなりますので、マイクロレギュレーター搭載機種がお勧めです。
マイクロレギュレーターストーブ SOD-300S
マイクロレギュレーターストーブ ウインドマスター SOD-310
例えば、オートキャンプ場でのファミリーキャンプで2バーナーのサブとして湯沸かしなどに使いたい場合。
- ご家族分のお湯が沸かせるやや大きめのケトルをご使用になる場合は、重心が低くゴトクが大きな「分離型」がお勧めです。
- 秋冬キャンプもされる場合は、寒さに強いレギュレーター搭載機種がお勧めです。
- お使いになる2バーナーのメーカーと燃料の種類を揃えることができれば、燃料を共有できて便利に無駄を省けます。
<お勧め機種>
レギュレーターストーブ FUSION ST-330
例えば、キャンプはしないがチェアリングでコーヒーを淹れたい場合。
- ロースタイルでのご使用がメインになると思いますので、4本ゴトクでケトルが安定する機種がお勧めです。
- コンパクトに道具をまとめるのであれば「直結型」がお勧めです。
- 寒い季節に行わないのであれば、ランニングコストが比較的安価なCB缶モデルがお勧めです。
<お勧め機種>
レギュレーターストーブ ST-310
レギュレーターストーブ Range ST-340
※ともにレギュレーター搭載機種ですので、外気温5℃まで安定してお使いいただけます。寒い季節に温かな飲み物で一息つけます。
いかがでしたでしょうか。
このようにバーナーは、使用するクッカーと使用する場所で選ぶ方法がありますが、ほかにもいろいろな選択方法がございます。
もしも迷われたときは下記のお問い合わせ窓口へお問合せください。
SOTOのバーナーでアウトドア料理をお楽しみいただけると嬉しく思います。