SOTO

軽くてコンパクト…ちょっと容量少なめ?なチタンボトルのおすすめ使用方法 2023.12.15

SOTOのチタンボトルとは

SOTOのチタンボトルは容量も200mlと300mlの2サイズ展開。

材質がチタンなので、ダブルウォールでありながらとても軽量。
その重量は約126g(200mlタイプ)と約148g(300mlタイプ)。

さらに直径は62mmととてもコンパクト。

アウトドア業界では、ボトルといえば500mlもしくはそれ以上の容量が定番化されているため、水筒として持っていくにはちょっと小さい?と思われるかもしれません。

しかし、このサイズも使い方によってはとても便利にご使用いただけます。

「軽くて、コンパクト」以外にも使いやすい工夫が施されたボトルをこんなシーンで利用されてはいかがでしょうか?

◾必要な分だけ持ち歩く

一説では、通常片道3時間ほどの登山をする場合、60キロの男性が7キロの荷物を背負って6時間の登山をするのに約2L超の水分が必要と言われています。

登山中に必要な水分量(ml)=(体重+荷物)× 5 × 行動時間(※参考資料)

また、暑い季節であればさらに多くの水分が必要となります。

山行中は、1時間あたり300ml以上の水分が必要となりますので、すべての水分補給をチタンボトルだけで行うことは避けてください。しかし、給水ポイントをしっかり把握してこまめに給水することで持ち歩く水の量を減らすことができます。標高が高い給水ポイントでは冷たい水を補充して冷たいまま持ち歩けることも嬉しいです。

サイズもとてもスリムでコンパクトなため、ザックのサイドポケットに入れておいても邪魔にならず、使いたいときにサッと取り出せます。

キャップの開閉も約180度+αほど回せば開く設計なので、移動時でもスピーディーにストレスなく水分補給をすることができます。

◾移動中の小休止で好きなドリンクを…

登山の道中にはさまざまな休憩スポットがあります。
また、移動のさなかに開けた景色を眺めながらホッと一息つきたいときもあるかと思います。
そんなときにコーヒーや紅茶など、ご自身の好きな飲み物をサッと取り出せたらいかがでしょうか?

毎回お湯を沸かして準備するのは大変。
また、どこでもバーナーを使える環境があるとは限りません。

あらかじめボトルに温かいドリンクを準備して入れておくことで、休憩中にサッと取り出して飲むことができます。

チタンボトルの本体はダブルウォールで蓋には断熱材が入っているため、数時間の移動であれば温かい物は温かく、冷たいものは冷えた状態で楽しめます。


保温性能についてはこちら

日帰り登山ならバーナーを車に置いていく選択肢もあり

昼食時に温かい汁物があったり、コーヒーを飲んでひと息ついたり…

お湯があることで食事やドリンクの選択肢が広がるため、登山にはお湯がマストという方もいらっしゃるかと思いますが、
その時「必ずしもバーナーを持っていく必要があるの?」というと、そうではありません。

車などで登山道の麓まで移動をする場合、麓でお湯を沸かしてボトルに入れて持ち歩く。
これだけで、約0.5kg〜1kgほどの荷物(バーナー、ボンベ、クッカー)を車に置いていけるため身軽に登山ができます。
※ ボンベは直射日光(車内の窓際など)を避けた場所、40°C以上にならない場所に置いてください。

さらに山頂についてご飯を食べたいと思ったとき、すぐに食べられるのも良いですね。
※移動時間2時間でお湯の温度は約80℃になります。(ST-TN30使用時)

定番サイズの縦型(筒形)カップ麺は300ml+αのお湯でつくることができますので、カップ麺用のお湯を運ぶと割り切ってもよいかもしれません。

※ビッグサイズや鍋型(器型)カップ麺には容量が足りませんのでご注意ください。

またボトルにお湯を入れる際はなるべく両手を使いたい状況ですが、この(下図)ようにキャップを置いておけばキャップの内側に砂などがつくことも無いため安心です。

◾雪山で効率的に水を確保するために…

登山上級者になると雪山に数日間滞在することもあります。

現地で水を調達するために雪を溶かして水をつくることがありますが、その際に、呼び水として少量でも水やぬるま湯があると雪を溶かすスピードが上がります。

チタンボトルはダブルウォールなのでボトル内の温度をキープすることができ、なおかつ軽いため、過酷な環境で呼び水を運ぶのにも最適です。

アウトドアだけでなく普段使いにも(バッグに入れたり、デスクに置いたり)

登山など、アクティビティのお供としてだけでなく、日常の普段使いとしてお仕事やお出かけの際に持ち歩く水筒としても便利です。


ダブルウォールなので冷たい飲み物を入れても結露することがないので置き場所を選びません。
また、ガラスのマグカップではすぐに冷めてしまうホットコーヒーも暖かさを長時間キープできるので、長丁場のデスクワークや会議にもぴったりです。

また、飲み口が広く口当たりが良いため、ボトルとしてではなくマグ(コップ)感覚でのご使用にもピッタリです。

◾最後に小さなこだわり

チタンボトルのキャップにはSOTOのロゴが入っています。
前後を合わせてキャップを閉めれば、ボトルのロゴと同じ向きにおさまります。

他にも「こんな使い方が便利」といったご意見がございましたら教えていただけますと幸いです。

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