PSLPGマークがない製品は危険?購入前に確認すべき安全基準
2025.07.01 読みもの
新富士バーナー製品の一部、SOTOのガス式のアウトドア用ストーブなどを手に取って頂くと、PSLPGと書かれたマークが表示されています。
少し見慣れないマークかもしれませんが、このマークには「国が定める安全に関する基準を満たしている」安全のための検査に合格した証という大切な意味があります。
これまで、当社製品ではカートリッジ式のガスコンロのみが対象となっていましたが、このたびカートリッジガス式のガストーチ(カセットボンベやアウトドア缶に直接接続するガスコンロやガストーチ)も対象製品に追加されました。※吸収体の入ったねじ込み式ボンベを使用するガストーチは対象外。

“◇PSLPGマークとは?
液化石油ガス(家庭用プロパンガス、カセットボンベなど)を燃料としてつかう製品のうち、特に事故発生の危険性が高かったり、大きな事故に繋がりやすい製品(液化石油ガス器具等)については、国が定める安全に関する基準を満たすよう義務づけられています。
その安全に関する基準を満たした製品に表示されるのが「PSマーク」です。
液化石油ガス器具等の場合には、液化石油ガスを表す「LPG」の文字がつきます。
また、PSマークには○型と◇型の2種類があります。
◇型のPSマークは、液化石油ガス器具等の中でも、更に事故の恐れが高い製品に表示されるマークで、安全に関する基準を満たしていることを、第三者が確認することが求められるマークです。

ガストーチには、この◇PSLPGマークの表示が義務づけられます。
新たに定められた安全に関する基準を満たしていることを、第三者が確認した上で、◇PSLPGマークの表示をしなければ、ガストーチの販売をすることは出来ません。
PSマークについてもっと知りたい方はこちら”
※出典:経済産業省「製品安全ガイド_ガストーチに対する規制が開始されます」
https://www.meti.go.jp/product_safety/consumer/gastorch.html
そのためガストーチも、国が定める安全に関する基準を満たし、国で指定された第三者機関による検査を受け、合格証を付与されたものしか販売することができなくなります。
政令の施行日は2026年2月6日で、この日から規制が始まります。
ただし、経過措置期間が1年間設けられており、この期間中にPSLPGマークに適合する製品を製造したり、お店の陳列・販売されている製品が切り替わっていくこととなります。
2027年2月6日以降は全てのガストーチが◇PSLPGマークの表示があるものに置き換わります。
少し先の話ではありますが、安全に製品を選んでいただくためにも、今のうちから知っておいていただけますと幸いです。
“◾️よくあるご質問
Q1.今持っているガストーチは規制開始後も使えますか?
お使いいただけます。ただし、以下の点に注意してご使用ください!
① ボンベに正しくしっかりと固定されていることを確認する。
② 本体に変形やヒビ割れ等がないことを確認する。
③ ボンベを逆さま、または斜めにして点火しない。
④ 必ず指定されているボンベを接続して使う。
⑤ 点火動作をする前に、必ず、外見、接続部、ガス調整つまみを視認し、ガス漏れがないことを確認して使用する。
Q2.基準に適合した安全なガストーチはいつから入手できますか?
令和7年2月6日以降、◇PSLPGマークが表示されたガストーチが流通し始めます。1年間の経過措置期間終了後(令和8年2月6日から)は、全てのガストーチが◇PSLPGマークの表示があるものに置き換わります。”
※出典:経済産業省「製品安全ガイド_ガストーチに対する規制が開始されます」
https://www.meti.go.jp/product_safety/consumer/gastorch.html
◾️PSLPGマーク取得済み製品一覧
SOTOブランド
URL準備中
ShinfujiBurnerブランド
URL準備中
◾️参考:経済産業省ホームページ「製品安全ガイド_ガストーチに対する規制が開始されます」
https://www.meti.go.jp/product_safety/consumer/gastorch.html